
防災
多賀地区の津波避難施設を知ろう!いざという時のために地域の備えを確認しませんか
2026-09-22
普段見かけている「多賀地区津波避難タワー」って、本当は何?
市川町字上大谷地にそびえ立つ「多賀地区津波避難タワー」。毎日の散歩や通勤で何度も目にしているけれど、その本当の役割まで知っている方は意外と少ないのではないでしょうか。
このタワーは、津波が発生した時に浸水想定区域の外まで逃げることが間に合わない場合に使う、緊急・一時的な避難施設です。八戸市の案内によると、避難する際は2階以上に上ることとされています。つまり、タワーは「絶対安全な逃げ道」ではなく、「最後の砦」という位置づけなんですね。
地域を守る大切な施設として、その存在と役割を改めて意識してみることは、いざという時の防災意識を高める第一歩になります。

いざという時に焦らないために、今からできること
災害は予告なく訪れます。だからこそ、平時の備えがとても大切です。多賀地区の皆さんにぜひ実践していただきたいのは、以下のような具体的な確認作業です。
家族で「もしもの時の逃げ道」を決めよう
まずは、普段の散歩の際に、多賀地区津波避難タワーへ向かう道順を確認してみてください。場所は知っていても、実際の入口や最短ルートは意外と曖昧なものです。「家からどの道を通れば着くのか」を体で覚えておくことで、いざという時に迷わず避難できるようになります。

八戸市の津波避難計画図も活用しましょう
あわせて確認したいのが、八戸市の津波避難計画図です。この計画図には浸水想定区域や避難先、経路などが詳しく記載されています。地域の防災を考えるきっかけとして、家族で一緒にこの計画図を見ながら「ここにいる時はどう逃げる?」と話し合う時間を、日頃からつくっておきたいですね。
津波避難は、まず浸水想定区域の外へ逃げることが原則です。避難タワーはあくまで緊急時の選択肢。この優先順位をしっかり頭に入れておくことが、正しい防災行動につながります。
多賀地区の避難施設は2つ!それぞれの特徴を知ろう
実は、多賀地区には津波避難タワーのほかに、もう一つの指定避難施設があることをご存知でしょうか。
①多賀地区津波避難タワー
避難階:2階以上
位置:市川町字上大谷地
②多賀多目的運動場の管理棟
避難階:4階
位置:多賀多目的運動場内
この二つは別の場所にあり、避難する階も異なります。「多賀の避難施設」とひとまとめにせず、それぞれの位置や避難階をしっかり確かめておくことが大切です。どちらも浸水想定区域外への避難が間に合わない場合の一時的な避難先。自分たちがいる位置から、より近く・より安全に避難できる施設がどちらなのかを判断できるよう、日頃から地域の避難計画と合わせて確認しておきましょう。

地域の防災を「自分たちのこと」として捉えよう
防災というと、どうしても難しく感じてしまう人も多いかもしれません。しかし、実は私たちが普段の生活の中でできることって、とってもシンプルなんです。
散歩がてら避難施設を見に行く。家族で避難計画について話し合う。津波避難計画図を眺めてみる。こうした些細な行動の積み重ねが、いざという時の判断力と行動力につながるのです。
多賀地区に住む私たちだからこそ、この地域の防災について他の誰よりも詳しくなる価値があります。地域コミュニティの一員として、また自分たちの家族を守るために、今からできる備えを始めてみませんか。防災への小さな一歩が、大きな安心につながっていくのです。
